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#03, 『経典にみる雅楽』

私達が日々、読ませていただいておりますお経の中にも、雅楽と思わしき表現を見ることが出来ます。

上の写真は、浄土経の流れにおいてとりわけ重要とされている経典のうち、『浄土三部経(無量寿経、観無量寿経、阿弥陀経)』と呼ばれているものの中の『無量寿経』『阿弥陀経』の一部を抜粋したものです。

見ていただいております通り、『無量寿経』には“咸然として天楽を奏し、和雅の音を暢発し…”という一節があります。また、『阿弥陀経』の中には“彼の仏の国土には、常に天楽を奏す。”という一節も確認できます。

当時の人々は、これらの経典にある「天楽」の表現を雅楽に重ね合わせてイメージを育てていたと推し量られています。


また、余談ですが、雅楽の曲目の中にも「菩薩」や「迦陵頻(かりようびん・経典に出てくる想像上の鳥)」という題のものがあることや、雅楽の伝承者のなかに婆羅門僧正、インド僧仏哲などの名前があることなど、はるか昔より存在する仏教と雅楽の密接な関係性がみてとれる事実は多々あります。


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日本雅楽保存会所属
浄土宗福岡雅楽会 鎮西樂所
Official web site.
>> http://www.gagaku.tv/

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